午前4時の目玉焼き

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古い墓、羊、緑

今日買ったばかりの本を読んでいる。目を上げると4時を過ぎている。それでも夜明けはまだ2時間ほど待たなければやってこない。

冷蔵庫を開けて中を覗く。卵を取り出して少し考え、結局、目玉焼きにする。

フライパンを熱し、油をひいてさらに熱する。そこに卵を落とす瞬間が好きだ。

卵に火が通る間に本を読む。

午前4時の目玉焼き。

外ではしずかに雨が降っている。