日曜の夕方

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日曜の夕方がわりと好きなんだけれど、彼女にとってはたぶん消えてしまいたいほど嫌なんだろう。連絡しようと思うけれど、どんな風に声をかければいいかわからなくて、ぼんやりと考えながら遠い国のラジオなんて聞いている。言葉はほとんど聞き取れないけれど、ざわめきとリズムが心地よかったりする。彼女も自分と流れていく時間と消えていく言葉にだって楽しみはあるということを感じられたらいいなと思う。