080916

歩き疲れたところに小さな美術館に出くわして、何も考えずに入場料を払った。
平日の夕方、客は僕しかいない。
しばらくデッキのいすに座って汗が引くのを待った。
気がつけば草むらには猫が一匹気持ちよさそうに寝そべっていて、ときどき四肢を突っ張って寝返りをうっている。
そんなときにふと世界の広さを感じてしまうのはなぜだろう。