5月の日曜

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いつ以来か忘れてしまったくらいに天気のいい日に休みが取れて、外に寝転がって昼間からワインを飲みながら本を読む。風は心地よいというには少し強く、指で押さえたページがパラパラと音をたてる。
本を読むのに疲れてそのままうたた寝をする。目が覚めたのは、風の音のせいか、ティシャツからはみ出た背中に感じた寒さのせいか。そんなことを5分ほどぼんやり考えていることに気づく。
つまり、まあ、5月のささやかなしあわせを味わう。