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ひとつずつ失われて行くものに抗いたくなるけれど、時の流れだけが正しいと信じるしかないのかと思う。けれども、消えていくつながりはどうしようもなく耐えがたく、眠れない夜にはウイスキーを舐める。間もなく夜が終わり新しい日がやってきて、朝の光だけはどんな人間にも平等に降り注ぐ。だけど悲しみは消してくれない。そんな朝なんて来なければいいと思う。眠りはまだ来ない。